Patreon普及活動
Mastodonでも時々宣伝してるPatreonというクラウドファンディングプラットフォームについて説明していきます。
目次
概要
公式の説明ページを見ても英語なのでザックリ分かりやすく言うと、クリエイターに対して月額で投げ銭をするサービスです。結構前からあるサービスなんですが日本語に対応していないのでこっちでは普及していません。海外では割とメジャーで、主にYoutubeで活躍している様々なジャンルのクリエイターに人気があるようです。アクティブユーザーは去年の段階で100万人を超えたらしく、海外で活躍するクリエイターの資金源になっています。クリエイターから見たPatreonの良い点として挙げられるのは、やはり海外で多くのユーザーに作品を見てもらえるという点です。日本国内で活躍しているクリエイターには以下の記事でまとまっているようなパトロンサービスがあるので、そちらを利用する方が良いと思います。
国内パトロンサービス徹底比較! Enty vs Fantia vs Ci-en vs Pixiv Fanbox【2018/06/01時点】
使い方
では実際にどう支援するのか見ていきます、と言いたいところですが、実は既に支援者向けのPatreonの使い方について詳細に解説してくれている記事があるので丸投げします。PATREONの使い方 ①PATREONとは?〜登録編 好きなクリエイターを直接支援できる新しいクリエイター・マーケットの活用方法
PATREONの使い方 ②サブスクリプション支援編 好きなクリエイターを直接支援できる新しいクリエイター・マーケットの活用方法
PATREONの使い方 ③投稿への支援編 好きなクリエイターを直接支援できる新しいクリエイター・マーケットの活用方法
➂の記事の最後に④としてクリエイター向けの記事を書くとありますが、現時点で更新がないので僕の方で説明していきたいと思います。
ページを作る
とりあえず公式ページの「START MY PAGE」からアカウントを作成していきます。必要な情報を入れたら「SIGN UP」からアカウント作成。
次に住んでいる国を聞かれるので選択して「SUBMIT」。
自分のページに表示する名前の確認です。適当に入力したら「OK」。
「何を作ってるの?」と聞かれているので適当に入力して「OK」。
「アカウント連携しますか?」と聞かれているのでする場合は「CONNECT」。任意なので飛ばして「OK」です。
「作品にアダルトコンテンツを含んでいますか?」と聞かれているのでどちらかを選択して「OK」。
「ホームページ等の活動の中心となるサイトのURLを書いて」とあるので適当に入力して「OK」。こちらも任意。
残酷なことにファンの数を聞かれます。多少盛っても問題ないでしょう。
ここまで入力したら登録したメールアドレスに確認メールが届きます。
「CONFIRM EMAIL」で確認完了。
すると謎のおっさんが興奮気味にしゃべる動画が流れます(飛ばしてOK)。彼はPatreonのCEOのJack Conteという人で、彼自身もミュージシャンです。TEDで講演してたので紹介しておきます。
ジャック・コンティ デジタル時代にアーティストがついに稼げるようになる方法
ワークスタイルや職業選択の幅が広がるのは良いことだと思います。こういうサービスが普及していくと良いですね。
さて話が逸れましたが続きです。
ここまで来たら自分のページを編集していきましょう。この段階ではまだページは公開されておらず、画像の右上の「SUBMIT FOR REVIEW」を完了させることで公開されます。そのためにはプロフィールとヘッダー画像、ページの説明文を書く必要があるのでまずはそこからいきます。
左の方にマウスのカーソルを持っていくとこのようなバーが表示されます。「SETTINGS」の「PROFILE」から「Avatar」を変更しましょう。
変更したら下の方にある「SAVE CHANGES」をクリックして完了です。
最初の「About」のページに戻って、ヘッダー画像と説明文の編集をしていきます。終わったら右上の「SAVE CHANGES」をクリック。
これで最低限の設定は終わったので先程の「SUBMIT FOR REVIEW」を完了させましょう。
「LAUNCH MY PAGE」でページを公開。
支払いの設定
ここからが大事。「SETTINGS」の「PAYOUT PREFERENCES」から各設定をしていきます。上から、「アメリカ在住の個人(または企業)かどうか」、「個人か法人か」、「支払いはPayoneerかPayPal経由か(PayPal推奨)」、最後にW-8BENの入力について書かれています。手数料は書いてある通りの金額です(Payoneerは送金1回につき$3、Paypalは送金額全体の1%、上限は$20)。
各設定を終えたらW-8BENの記入をしていきましょう。「(Required)」とある部分だけ書けば十分です。W-8BENについては以下の記事を参照してください。
W-8BENの記入が終わったら「SETTINGS」の「PAYMENT METHODS」からカードとPayPalの登録をします。
これで必要最低限の項目の設定は終了です。お疲れ様でした。
その他の設定
まず「Tiers」の設定をしておきましょう。これは支援する際に「何ドル支払うか」と「それに対して何をお礼するのか」といったことを書くためのオプションです。「CREATE YOUR FIRST TIER」から画像のように作成していきましょう(真面目に書いてね)。
次は「Goals」の設定です。これは「月何ドルを達成する」あるいは「パトロン数が何人を超える」といった目標に対して、何をするのかということを具体的に書くためのオプションです。最初に今挙げたどちらのスタイルで目標を設定するかを選びます(上が前者、下が後者)。
こんな感じで書いたら右上の「SAVE CHANGES」で保存(真面目に書こうね)。
次は「Thanks」の設定です。これは支援してくれた人にのみ表示されるメッセージで、感謝の気持ちを伝えるためのオプションです。書いておきましょう。
最後に「Posts」についてです。「MAKE A POST」から自分の活動についての情報を発信することができます(もちろんサイドバーからもできます)。
色々なタイプがありますがここでは普通に「TEXT」で書いていきます。
適当にタイトルと中身を書いたら公開範囲の設定をします。上から「全体に公開」、「パトロン限定」、「$x以上のパトロン限定(xはTiersで設定した値)」です。
限定公開にした場合は画像のようなオプションが表示されます。上は一般ユーザーに公開する日時の設定、下は一般ユーザーに表示されるメッセージです。
おわりに
基本的な説明は以上です。後は使っていく内に分かってきます。最後に宣伝だけ。
僕のPatreonページではあるさばのサーバー増強に関して支援を募集しています。もちろんそれ以外の理由で支援していただいても結構ですが、その場合は半強制的にあるさばに入ってもらいます(え?いやだ?)。支援していただいた場合はあるさば内で「Supporter」権限を与え、カスタム絵文字の追加・編集、ダッシュボード(サーバーのアクティビティ)の閲覧、招待リンクの作成が可能になります。また、あるさば専用のDiscordにて上位の権限を与えます。ささやかではありますが受け取ってください。ご支援お待ちしております!
長くなりましたが以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。