2018年アニメ総まとめ②

あるさば交換日記 Advent Calendar 2018の7日目の記事です。

冬アニメ【後半】

ヴァイオレット・エヴァーガーデン


アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』PV第3弾

PVが公開されたときから巷で注目を浴びていた作品です。僕も放送を楽しみにしていました。

まず目に付くのは作画の繊細さ・丁寧さでしょう。劇中の音楽と相まって、美しい世界観を創り出しています。

ストーリーに焦点を当ててみると、幼少より戦争の道具として使われていた主人公ヴァイオレットが「自動手記人形(通称:ドール)」として様々な人々の物語に溶け込み、少しずつ「人間らしさ」をつかんでいくという成長を描いた物語になっています。

変に聞こえるかもしれませんが、回を重ねるごとにヴァイオレットが娘のように思えてきます。おそらく彼女自身が孤児で幼いことと、監督役のクラウディア・ホッジンズやカトレア・ボードレールの存在が大きいのでしょう。偏見かもしれませんが、歳を重ねた方ほど、この作品から感じ取るものがあると思います。そういう意味で色褪せない作品だと思いますし、きっと心に響く言葉が見つかると思うので、ふと思い立ったときにまた観返してみるのもいいかもしれませんね。

ハクメイとミコチ


TVアニメ「ハクメイとミコチ」PV第1弾

当時僕の周りに観ている人が居なかったんですが、隠れた良作です。

小人の世界を描いた作品で、生き物や自然との共存が大きなテーマになっています。

作中で何度も問題に遭遇し、それを皆で協力して解決していく主人公ハクメイとミコチの物語ですが、全話を通して「本当の悪人はいない」という強いメッセージを感じました。心温まる話がたくさん詰まっており、創作意欲が湧いてくる世界観やストーリーが随所に散りばめられているので、想像力を豊かにするという意味で子供から大人まで楽しめる作品だと思います。

三ツ星カラーズ


TVアニメ『三ツ星カラーズ』PV(20171209Ver.)

小学生3人が上野を舞台に活躍する物語です。子供だからこそできる発想がたくさん登場し、こちらも子供から大人まで楽しめる作品になっていると思います。

遊び心をくすぐられるシーンが幾度もあり、自分が小学生の頃感じていた冒険心やワクワク感を思い出させてくれました。作中にも"カラーズ"の拠点として出てくる秘密基地ですが、昔僕もよく作って遊んでいました。あぁ懐かしい。

以上が僕が最後まで視聴した2018年冬アニメです。他にも『魔法使いの嫁』『citrus』『恋は雨上がりのように』なども観ていましたが、途中で視聴を止めてしまいました。ごめんなさい。

次回からは春アニメです。